私たちが当たり前のようにとっている食事。何気ない行動ですが、食物が体の中に入ると、さまざまなことが起こります。食事が消化されてエネルギーになるその間に、血糖についての秘密が隠されていました。
「血糖値」とは血液中のブドウ糖の濃度のことをいいます。
食事を取ると炭水化物が消化され、身体が吸収しやすいようブドウ糖に変換され、血流に乗って全身に運ばれます。このため、健康な人でも食後は血糖値が上がるのですが、「インスリン」というすい臓から放出されるホルモンによって一定に保たれるようになっています。
また、血糖自体は身体、特に脳の直接の栄養でもあり、人体に必要なものなのですが、加齢とともに血糖値が高くなる傾向があるため、40歳を超えたあたりから「血糖値」を気にする必要があるのです。

血糖が上がるとインスリンが放出され血糖を一定に保つ・・・というのが通常の身体のメカニズムなのですが、食べ過ぎや運動不足、遺伝的要因(や加齢)などで高血糖がつづくとこの働きがうまく作用しなくなっていきます。インスリンに対して、受けて側である筋肉や脂肪組織に抵抗ができてしまい、ブドウ糖を効果的に利用できなくなってしまうのです。
その結果、本来エネルギー源として体に取り込まれるはずのブドウ糖が血中でいっぱいになってしまい、濃度を下げるために大量の水分を欲しがるようになります。ここから口渇、多飲、多尿といった症状があらわれ、これらは典型的な糖尿病の症状です。











