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水資源の保全

水資源の有効活用と、排水の浄化に取り組んでいます。

水資源の有効利用

ヤクルトグループの各工場では、製品の原料としてだけではなく、製造設備の洗浄や製品および機械の冷却用などさまざまな用途に水を使用しています。
工場では、雨水をタンクに貯めて植栽への散水として利用したり、工場で排出される水の中で再利用が可能な場合、機械の冷却水として利用するなど、水資源を有効利用しています。

2017年度 特集「水使用量削減の取り組み」はこちら

ヤクルト容器で水浄化

ヤクルト容器を利用した工場排水処理

「A&G水浄化システム」             ※AQUA&GLOBE

これはヤクルト容器に棲みつく微生物の力を利用して汚れた水を浄化するシステムです。このシステムは、食品工場の排水処理以外に川・池の水の浄化にも使われています。

ヤクルト容器を利用した工場排水処理

グループ工場の排水処理で高度浄化を推進

ヤクルトグループでは、環境保全策の柱の一つとして、工場排水処理を、従来の活性汚泥処理法からヤクルト A&G水浄化システムに切り換えています。
ランニングコストは活性汚泥処理法の半分程度で、省エネにも寄与しています。このシステムは下記の工場に導入され、活躍しています。

兵庫三木工場の排水処理施設

兵庫三木工場の排水処理施設

導入工場 導入時期
福島工場 平成9年(1997年)9月
愛知ヤクルト工場 平成14年(2002年)12月
富士裾野工場 平成17年(2005年)3月
岩手ヤクルト工場 平成19年(2007年)3月
愛知ヤクルト工場(増設) 平成20年(2008年)1月
兵庫三木工場 平成24年(2012年)3月
岡山和気ヤクルト工場 平成27年(2015年)3月
【参考文献】
1:田河滉之他:食品工場排水処理における乳酸菌飲料容器を利用した接触曝気方式と活性汚泥方式の比較検討(1998年度日本水環境学会九州支部大会発表)

ヤクルト容器を利用し、自社事業所の生活排水処理を推進

ヤクルトグループでは、事業所等の合併処理浄化槽にヤクルト容器を利用して、生活排水の高度浄化を図っています。
本システム合併処理浄化槽は下記の事業所に導入されています。

茨城工場の合併処理浄化槽

茨城工場の合併処理浄化槽

導入事業所 導入時期
茨城工場 平成3年(1991年)3月
市川独身寮 平成3年(1991年)3月
ヤクルト食品工業 平成8年(1996年)5月

川や池の水浄化

ヤクルト容器が工場排水や生活排水の高度浄化に役立つことは当社の事業所等の処理施設で実証されていますが、ヤクルト容器を利用したこの水浄化システムを応用して、汚れてしまった川や池の水浄化事業が各地で進められ、成果をあげています。
当社では、国や自治体等が実施する川や池の水浄化事業にヤクルト容器を提供しています。

ヤクルトの容器が浄化に役立つ理由

水が浄化されるしくみ

河川や湖沼などには自浄作用があります。この作用の一端を担っているのは水中に生息する種々の微生物です。微生物は水の汚れの原因物質を栄養分として取り込み、分解することで水を浄化しています。
A&G水浄化システムは自然河川の浄化のしくみをコンパクトにまとめ、より効率的に、高い浄化性能を発揮できるようにしたもので、接触材は河川の水底の石の役割を果たしているわけです。
A&G水浄化システムが高度に機能するためには、いかにたくさんの微生物を棲みつかせることができるかにかかっています。そのためには接触材の表面積をいかに大きく確保できるかが重要です。

ヤクルトろ材とその特徴

ヤクルト容器の底部分を除いたものを「ヤクルトろ材」と呼んでいます。
ヤクルトろ材を接触材に利用すると、この内外面が広大な表面積を形成し、極めて多くの微生物が棲みつけるベッドになるというわけです。これこそ、ヤクルト容器が汚水の浄化に役立つ理由です。

1.形状が適度に複雑

容器の形状が汚水の流れをさまざまに変化させ、水中の溶存酸素濃度が多様になり、その結果、ヤクルトろ材には嫌気性微生物から好気性微生物まで極めて多種類の微生物が生息します。
また、水の流れが緩やかに制御されるので、微生物が棲みつきやすく、ろ材に付着した微生物がはがれにくいのです。

2.大きさが最適

小さすぎると、閉塞しやすくなったり、空気の流通が悪く、好気性微生物の活動が低下してしまいます。また、大きすぎると、空気の流通が良くなり、生息する微生物が好気性のものに限られてしまいます。

3.変質しにくい材質

化学的に極めて安定していて安全な材質(ポリスチレン)で作られています。

浄化システムの構造

浄化システムの心臓部である予備ろ過槽と接触酸化槽には、ヤクルトろ材がランダムにぎっしり詰め込まれており、浄化処理を効率的に進めています。

※イラストに触れると、各水槽の役割・説明がご覧いただけます。

ヤクルトろ材の働きを最大限に引き出す浄化システム

予備ろ過槽

予備ろ過槽では、汚水中の固形物がろ過槽を通過する間に取り除かれます。
また、ろ材に棲みついた嫌気性微生物が汚れの成分である有機物を分解し、次の接触酸化槽での微生物による消化を助けています。

接触酸化槽

槽内にくまなく送気され、好気性微生物の生育環境を整えています。ろ材の内外面には多種類の微生物がたくさん棲みつき、汚水中の汚れの成分である有機物を栄養分として取り込みます。
この槽は2〜5槽で成り、順次浄化の程度を高めていきます。

【参考文献】
1:長谷川清:戸別合併処理浄化槽の処理機能に関する調査報告書(その2)
(1991、建設省土木研究所資料)
2:中江兼二:石井式浄化槽の検証(1994、(社)日本河川協会都市河川セミナー)
3:染谷孝、横尾菜子、黒木麻貴、田村秀作:家庭用合併浄化槽の微生物学的研究
(1998年度日本水質環境学会九州支部大会)
4:浄化槽革命:石井勲、山田國廣著(合同出版)
5:下水道革命:石井勲、山田國廣著(藤原書店)
6:染谷孝:ヤクルト方式水浄化システムを支える固有の微生物群
(2003, ヘルシスト161号別刷)

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