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仕事内容と健康への想い

乳酸菌 シロタ株は人々の
健康にどう貢献するのか

多種多様な研究テーマに取り組む研究室がある中で、私は主に乳酸菌 シロタ株の新たな機能性を探る研究室に所属しています。その方法は疫学研究。例えば以前、群馬県中之条町で約600人の高齢者を対象に病歴などの健康状態と、乳酸菌 シロタ株を含む乳製品の摂取頻度を調査し、両者の関係性を解析する業務に携わったことがありました。すると調査結果から、乳酸菌 シロタ株を含む乳製品を週3回以上飲んでいる高齢者は、高血圧症の発症リスクが低いということが分かったのです。このデータにより、乳酸菌 シロタ株を含む乳製品が、高血圧症の予防を心がける方のニーズに応えることが期待されます。慎重にデータを解析し、乳酸菌 シロタ株と健康の因果関係に確かな根拠を見出すことが、乳酸菌 シロタ株の機能性への強い自信やお客さまへの付加価値の訴求につながっています。


現在の挑戦

人の健康を左右する
腸内細菌の発見をめざして

群馬県中之条町での調査は、まだ知られていない、乳酸菌 シロタ株の秘められた効果を掘り起こすことが目的でした。しかし、被験者の腸内細菌全体も調べていく中で、ある生活習慣病患者の方々に共通して見られる、特徴的な腸内細菌を発見しました。この菌が、その病気の「結果」として増えたものであれば大した発見ではないかもしれませんが、病気の「原因」であったとすれば、大発見。生活習慣病を引き起こす菌に対して抑える菌を見つけて商品化すれば、多くの方の健康づくりに貢献することができると考えています。世界の人々の「健康」を願うヤクルトでは、何度も実験をくり返して確固たる根拠がなければ商品化はできません。今はまだ、生活習慣病と腸内細菌に何らかの関係があるとしか言えない段階ですが、これから因果関係を明らかにし、商品化へつなげる研究にしていきたいです。

仕事のやりがいと今後の目標

社会の需要と自分の好奇心を
満たすテーマを探る

現在取り組んでいる健康を左右する腸内細菌の探索研究は、まだまだスタートしたばかり。生活習慣病と腸内細菌の関連性は、膨大なデータを自ら興味を持って解析して見つけた、新たな可能性を秘めた成果の一つです。すぐに結果が出るとは限らない状況の中でも、新たな研究に取り組むことを評価してもらえる今の環境にやりがいを感じています。研究者として、テーマを生み出す好奇心は欠かせません。しかし、自分が興味を持ったテーマも、お客さまの興味とかけ離れていては、商品化したところで手にとってもらえません。例えば、「高齢者の健康づくりに役立つ機能性」のように、社会的な関心事とマッチした研究ができるよう、常に世の中の出来事にアンテナを張っています。自分独自の研究と社会の利益が結びついた末に、新商品を市場に送り出すことが目標です。

ある1日のスケジュール

9:00 出社 メールをチェックし、1日の予定を確認
9:15 実験 腸内フローラの分析
12:00 昼休み 食後には同期とキャッチボールをすることも
13:00 実験 腸内フローラの分析の続き
15:00 データの統計解析・実験データの整理
論文調査や追加解析・実験計画の立案など
16:30 研究室の先輩・上司と打ち合わせ、計画の修正など
17:30 翌日の予定を確認し、退社

今、やりたいことは見えていますか?自分にとって優先度の高いことを考えてみてほしいと思います。私の場合、自分の歴史をふり返り「自分が誇りを持てるかどうか」が会社選びの最優先事項になりました。確かなエビデンスをもとに商品をつくる当社なら、研究者として誇りを持って働けると思い、私は当社への入社を決めました。