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仕事内容と健康への想い

生産の効率アップと
乳酸菌の品質を両立

新しい商品や容器のアイデアを生み出す開発部門、その商品をお客さまへお届けする営業部門と連携し、どの工場で、どのようなオペレーションで生産していくかを機械装置・設備の面から技術的にプランニングするのが生産管理部設備施設課の仕事です。全国の工場の稼働状況や設備の現状を踏まえ、機械装置の生産効率向上や、不具合の改善、生産ラインの変更、工場の新設等を計画します。時には新しい装置を導入することもありますが、その際には、生きた菌を生きたまま容器に詰め込んで、お客さまの腸までお届けできるよう、その乳酸菌の特性に合わせた装置を導入します。繊細な乳酸菌を取り扱う「健康メーカー」として、絶対に譲れない「品質」を守りながら、限られた予算の中で可能な限り効率的な生産をめざし、生産ラインを設計します。


現在の挑戦

容器のスタンダードとなる
新技術の確立と運用

かつてのヤクルトの容器のデザインは、赤一色で直接容器に印刷されていました。しかし、現在の容器は、数色でよりきれいにデザインされたラベルを、外側からギュッと収縮してくっつけたもの。ラベルを収縮させて容器に貼りつける方法は加熱によるものですが、開発部門と機械装置メーカーが協議の末、蒸気による新たな加熱方法を採用しました。一般的なジュース飲料と同じ方式で加熱すると、ヤクルトの価値そのものである菌が死んでしまうため、当社にとって新しい技術を用いたこの加熱方式の実現には苦労を重ねました。稼働中の生産ラインを止めずにテストできるスケジュールを、工場や開発部門、機械装置メーカーと連携して調整し、トライ&エラーをくり返しながらようやく実現することができました。このように、ヒト・モノ・設備をフル活用しながら、デリケートな商品の生産体制の進化に挑み続けています。

仕事のやりがいと今後の目標

ひとつの工場から、
全国の工場へ
そして新たな工場の設計まで

新たなラベルの収縮技術は、その後定番の『ヤクルト』や『ジョア』にも使われるようになり、当社の歴史の中でもひとつの大きな進歩となりました。以前所属していた富士裾野工場の製品課では、生産ラインに問題が起きた際、自ら機械を操作して解決するなど、目の前の設備の生産性向上が使命でした。一方で、全国の工場の全体最適を考えるようになった今では、一つひとつの成功事例を全国へ展開し、商品そのものの進化を担えるようになりました。関連する部署が増えた分、実現には多くの調整が必要になりますが、スケールの大きさがやりがいになっています。製品の原料液をつくる「製造課」、それをもとに飲料をつくり、容器に充填包装する「製品課」、工場の設備管理を司る「施設管理課」。これら、生産ラインの1から10までの全工程をさらに深く理解し、いつか新工場の設計に携わることが目標です。

ある1週間のスケジュール

月曜日 開発部門と新商品の生産方法について打ち合わせ
火曜日 新商品生産のテスト計画の立案調整
水曜日 稟議の書類作成
木曜日 生産計画の打ち合わせのため工場へ出張
金曜日 機械装置メーカーと新しい装置の仕様の打ち合わせ

仕事では、学生時代には考えられないほど多くのヒト、モノ、お金、情報、時間が動きます。立場の違う人とは意見が食い違うこともありますが、自分の譲れない部分をはっきりさせながら、相手の意見をしっかりと聞くことが大切です。苦手なタイプも含め、今からさまざまなタイプの人との議論に慣れておくことをおすすめします。