Stress magazine

2016.1

もやもやストレスを吹き飛ばせ!3分でできるストレッチですっきり解消

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日々、仕事に追われ、もやもやストレスを感じていませんか?


ただ、忙しい人であればあるほど、ストレスを解消する時間を作ることができず、ストレスは溜まる一方に。


しかし、ストレスの溜め過ぎには要注意。身体にさまざまな悪影響を及ぼします。睡眠の質を下げて疲れが取れにくくなったり、筋肉を緊張させて肩こりの原因になったり。そして、心身に支障をきたして思うように仕事ができなくなれば、さらにストレスが溜まるという悪循環に陥ってしまいます。


こんなことにならないためにもストレスは適度に解消しなければなりません。とはいっても、「毎日遅くまで働いているから、そんな時間を取れない!」という人も多いでしょう。そんな忙しい人たちのために、今回は、寝る前のたった3分でできるストレス解消法をお伝えします。

たった3分のストレッチでストレス解消!


寝る前に、しかも、たった3分でできるストレス解消法。それは「ストレッチ」です。ストレッチは、身体に心地良い刺激を与えてくれます。この刺激によって、リラックス効果が生まれ、ストレスは解消されていきます。


以下、ストレスを解消できるストレッチを3種類、ご紹介します。それぞれ1分ずつ行ってください。


1. 太ももの裏側を伸ばすストレッチ
座った状態で足を前に伸ばし、つま先を握ります。身体の硬い人は膝を曲げてもOK。この状態を20秒間キープします。次に足を開いて、両手で右足のつま先を握ります(身体の硬い人は膝を曲げてもOK)。これを左右の足で20秒ずつ行います。大きな筋肉群である「足」を伸ばすことで血流が良くなります。


2. 腰やお尻を伸ばすストレッチ
仰向けに寝転びます。そして、右足の膝を抱え込んで胸に近づけるようにお尻と腰を伸ばします。これを左右30秒ずつ行います。腰痛の予防や緩和に効果があります。


3. 肩甲骨を伸ばすストレッチ
四つん這いの状態になります。手をついたままお尻を後ろに突き出し、猫が背伸びをするような状態で身体を伸ばします。これを1分間キープ。肩甲骨が動き、肩こりの予防や緩和に役立ちます。

低体温の現代人に朗報!ストレッチで体温を上げられる


さらに、ストレッチで得られるメリットは他にもあります。身体を動かすことによって、血流が良くなります。血流が良くなれば、多くの女性が悩んでいる「むくみ」の改善にもつながりますし、体温を上げる効果も期待できるのです。


現在、現代人の筋力は運動不足によって低下しており、それに伴って低体温の人が増加している傾向にあります。低体温は免疫力を下げてしまうため健康上、良くありません。そのため、体温を上げるストレッチを習慣にすれば、健康を維持・向上できるでしょう。

寝る前の3分間、スマホを手放してストレッチに集中!


また、ストレッチは、睡眠の質を高めることができるともいわれています。人は睡眠が深くなるにつれて体温が低くなっていきます。つまり、ストレッチによって体温を上げることで睡眠前後の体温の落差が大きくなれば、より深い睡眠を取ることができるのです。


パソコン・スマホの普及によって、リラックスしている状態に思えてもブルーライトなどの影響で脳は刺激を受け続けている状態にあります。このような状況では、神経が興奮したままで深い眠りにつくことができません。寝る前にストレッチの時間を作ることによって、そういった刺激からも解放されて、心身ともにリラックスできるのです。


寝る前の3分間、スマホを手放してストレッチに集中してみてください。その3分間が、もやもやストレスを解消するために欠かせません。習慣にして続ければ、朝起きたときの身体と心の調子が変わってくるはずです。

長谷川 浩久(はせがわ ひろひさ)/ボディーデザイナー

2007年、立命館大学を卒業後、大手アパレルメーカーへ就職。その後、自身の目標であった起業を行うため、アパレルメーカーを退職。2010年Private Fitness Gym『Rise』を開業し、2012年、株式会社RISING SHIFTを設立。フィットネスクラブの運営・サプリメントの製造販売を手掛ける。会社経営の傍らで、ボディメイクコンテストにも積極的に参加し、数多く入賞を果たしている。(2014年 日本メンズ フィジーク選手権 初代日本チャンピオン、2015年 メンズフィジークアジア選手権 初代アジアチャンピオン)

HP:https://www.rise-pf.com

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