食生活をはじめとするライフスタイルの多様化によって、腸にトラブルを抱える人が多くなっています。大腸がんは、この50年で男性は約7倍、女性は約6倍も増加し、女性は2003年に胃がんを抜いてがん死のトップになっています。また、近年では炎症性腸疾患(潰瘍性大腸炎、クローン病)の患者数が増え続けており、2006年の患者数は11万人を超えています。
本レポートでは、おなかの調子を整える働きを持つビフィズス菌はっ酵乳のさらなる効果として、潰瘍性大腸炎患者に対する臨床試験について紹介します。
1. 増えている腸のトラブル
2. 潰瘍性大腸炎とは
3. ビフィズス菌はっ酵乳による潰瘍性大腸炎の抑制効果