くせ毛や抜け毛…髪のお悩みのためのケアマニュアル

くせ毛や抜け毛…髪のお悩みのためのケアマニュアル

この記事の監修者
なつ美容クリニック
皮膚科・美容皮膚科・内科
下平 千夏

くせ毛、髪の傷み、薄毛など髪のことで悩んでいる人は意外に多いもの。髪質はもって生まれたものと思われがちですが、ちょっとした工夫次第で悩みから解放されるチャンスがあります。大切な髪のことをよく知って、美髪にしっかり取り組みましょう。

1髪の生え変わりの季節こそ、髪の悩みと向き合おう

秋は一年のうちで抜け毛が最も多く、髪が生え変わる時季です。人の平均的な抜け毛の本数は、髪形や年齢にもよりますが一日50~100本といわれます。個人差はありますが、秋には150本ほど抜けます。そして、夏のダメージの名残がある髪ですので、美しい髪に取り組むには一番の季節です。

さて、美しい髪を目指す前に、髪のお悩みについての基本的な知識を頭に入れておきましょう。それぞれのトラブルの原因を知ってケアにいかしていきます。

<悩み①クセ毛とちぢれ>

髪の悩みの中でも全年代で多いのがクセ毛やちぢれの悩みです。遺伝的に髪の毛がくせ毛・ちぢれになりやすい方も多いと思います。遺伝が多いですが、遺伝以外では、場合よって頭皮の衰えや皮脂の詰まり、食生活の乱れなどで、髪の断面が丸い形でなく、平べったく変形した可能性があります。

また、貧血の恐れがある人も、くせ毛やちぢれなど髪の傷みが心配されます。早めに治療を始めましょう。

<悩み②ツヤ不足、ゴワつき、白髪>

髪の色やツヤは、女性ホルモンの分泌によって保たれています(男性にも女性ホルモンはあります)。疲労やストレス、睡眠不足、栄養不良、加齢などの原因でホルモンバランスに乱れが生じると、髪のパサつきやゴワつき、若白髪となって表れます。とくに過度なストレスによって、ホルモンバランスと自律神経が不調になると、髪のツヤがなくなったり、急激に白髪になったりします。

<悩み③抜け毛、頭皮のべたつき>

ホルモンバランスの乱れは、他の弊害も生みます。頭皮の皮脂が過剰分泌され、ベタつきが起こります。さらに、皮脂汚れが毛根に詰まり、抜け毛や薄毛にもつながります。この頭皮のベタつきは、シャンプーの洗浄力が強すぎたり、ヘアケア剤をよく洗い流さなかったりといったことでも起こります。>

2美髪のために習慣にしたい、3つのセルフケア

さて、それでは、どうしたらこれらの悩みを解消できるのか、具体的な方法をみていきましょう。

<美髪のための3つの心得>

1、わずか10分の洗髪&スカルプケアが大切

髪の洗い方の手順から見直し、洗いながら頭皮のケアを行っていきます。

  1. いきなり洗髪せず、最初にシャンプーをつけずにぬるま湯で頭皮の汚れをよく落とします。
  2. 丁寧にシャンプーを行います。シャンプー選びは、頭皮の脂が根こそぎなくなるような洗浄力の強いものは避けましょう。お湯は熱すぎないようにしましょう。
  3. コンディショナーまたはトリートメントをします。洗い流すときに軽く頭皮マッサージを行います。両手で側頭葉のあたりを覆い、指の腹で頭皮を押しながら、頭頂部の方に指を徐々に上げていきます。ヘアケア剤が残らないように洗い流しも十分に。
  4. タオルドライをする時も、頭皮を③の要領でくまなくマッサージ。
  5. 最後に、頭皮の美容液や育毛ローションなどをつけてもう一度マッサージ。

2、リラックスが髪を美しく保つ

美髪の最大の決め手であるホルモンバランスを整えるために一番の近道は“リラックス”です。疲れやストレスを溜めこまないよう、十分に睡眠をとり、リラックスできる時間をもつようにしましょう。アロマテラピーや温泉、リラクゼーション、スポーツなども上手に取り入れましょう。

3、美髪に効果的な栄養素を摂る

髪の原料や色素になるたんぱく質、ミネラル、ビタミンを含む食品、ホルモンバランスを整える栄養素が美髪にはとても大切です。

  • 一番お手軽なのがナッツ類で、アーモンド、マカダミアナッツ、松の実などが美髪食材。種の大きい果実、アボカド、あんず、プルーンなどもおすすめ。
  • アジ、イワシ、サバなどの青魚、赤身の肉、大豆製品、海藻類、乳製品は必須。
  • ホルモン分泌を助ける大豆イソフラボンやザクロエキスなどのサプリも。

肌の状態や体調には敏感でも、髪のコンディションはついつい後回しになりがち。でも、頭皮と髪を日々いたわれば、いつまでも美髪を保つことができます。ぜひ、トライしてみてはいかがでしょう。

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