品質に関する基本的な考え方 品質に関する基本的な考え方

ヤクルトの商品は、トラックや
鉄道、船舶など
さまざまな
ルートで輸送されます。
「商品をできあがりそのままの
品質でお届けすること」を
目指して、
温度管理を徹底した
品質管理を行っています。
また、物流効率化や環境負荷を
軽減する輸送にも取り組んでいます。

徹底した品質管理で輸送中の商品を守る

ヤクルトは「商品をできあがりそのままの品質でお届けすること」を目標に掲げています。
ヤクルトの商品は、乳酸菌飲料をはじめとして、とてもデリケートです。輸送中や物流センターでの一時保管中に振動や温度の影響により品質が低下しないよう、さまざまな仕組みやマニュアルを整備し、定期的に勉強会を開催しています。

日常チェックと内部監査の徹底

管理責任者による日々のチェックと定期的な内部監査の実施により商品を安全に輸送していることを確認しています
商品の物流過程での危害を洗い出し、輸送時・保管時の温度管理を行い、商品特性を踏まえた取り扱い等を重点項目としてチェックする体制をとっています。

ドックシェルターを使用した商品の出荷・受入
※ドックシェルター:温度管理が必要な倉庫・工場でトラックと隙間なく密着させる搬出口

ドライバーの健康管理

商品を安全に輸送するために、ドライバーの定期的な健康診断に加え、朝礼時の点呼でアルコールチェックおよび健康状態の確認や、日常的な健康指導等を行っています。

作業前のアルコールチェックと健康状態の確認

物流委託先の品質向上を図る「物流品質勉強会」

ヤクルトの物流を担当するヤクルトロジスティクス(株)では、取引先や協力会社を対象に毎年
「物流品質勉強会」を開催しています。商品特性を踏まえた商品の取り扱い方などの周知徹底に努めています。

物流品質勉強会

安全・安心・信頼の証「Gマーク」認定取得

Gマーク制度とは、公益社団法人全日本トラック協会が認定・交付している「安全性優良事業所」のことです。
ヤクルトロジスティクスでは、車両がある全拠点で、安全安心信頼の証であるGマークの認定を受けています。

エコレールマーク・エコシップマークの認定取得

トラックでの輸送のほかに、環境負荷の軽減を考慮し、貨物輸送に鉄道や船を利用するモーダルシフトを推進しています。ヤクルトは2015年に「エコレールマーク制度」における「取組企業認定」と「商品認定」を取得し、2016年に「エコシップ認定制度」における「エコシップマーク」の使用認定を取得しています。
トラック輸送に比べ鉄道貨物輸送のCO2排出量は11分の1、海上貨物輸送は5分の1となります。
今後も地球環境にやさしい輸送機関を活用しながら、お客さまへ商品をお届けしていきます。

※ 各々の認定期間は2年間となっているため、2年おきに更新しています。

物流センターの集約化や
他社との共同配送で

物流効率化を推進

販売拠点へより迅速にお届けできるよう物流の効率化を推進しています。
具体的には、物流センターの集約化や他社との共同配送(荷役・倉庫・配送の共同化)などを実施しています。