お客さまに「安全・安心」をお届けするために お客さまに「安全・安心」をお届けするために

国内10の乳製品工場では、
ヤクルト類やミルミル等のはっ酵乳、
その他の乳製品の生産を一貫して
管理しています。
「品質管理の追究を基盤として、
『安全・安心』な商品を安定提供する」
という
生産部門の方針に基づき、
工場では以下の取り組みを中心に製品、
原料および包装
資材の品質管理を行っています。

ヤクルトができるまで
原料の仕込みから出荷まで

ヤクルトの乳製品工場では、「安全・安心」を最優先に、原料の仕込みから培養、調合、容器の成形、充填、包装、出荷を行っています。
製品は受注生産となっており、「乳酸菌 シロタ株」をはじめとした乳酸菌の管理を徹底することにより、適切な状態で出荷しています。

「安全・安心」を実現する
品質保証体制と
フードディフェンス

ヤクルトの乳製品工場では、ISO 22000(食品安全マネジメントシステムの国際規格)に、顧客満足・品質保証の考え方を組み込んだ独自の仕組みを運用しています。
徹底した衛生管理・品質管理体制のもと、菌を培養し、原料の仕込み・調合、容器の成形や充填、包装も自社工場で実施しています。

※ISO 22000(食品安全マネジメントシステムの国際規格):
危害を除去、低減するために重要な工程を管理するHACCPの考え方を取り入れ、食品の安全を確保し、継続的に改善するための管理手法。ヤクルトの乳製品工場では2021年度に認証取得予定。
これまでは、ISO 9001(品質マネジメントシステムの国際規格)を認証取得し、顧客満足にフードディフェンスの考え方を組み込んだ仕組みとHACCPに沿った食品安全管理・衛生管理を運用していましたが、培ってきた品質保証体制をさらに強化するためISO 22000の管理手法を採用しました。

食品防御(フードディフェンス)

生産過程において、食品の安全確保のためにヤクルトでは以下のことに取り組んでいます。

生産における衛生管理と従事者の健康管理

乳酸菌培養、製造・生産における衛生管理

当社独自に培った乳酸菌の培養技術、製造基準を定め、これを実現するための前提条件として、設備の洗浄殺菌条件や管理ポイントを設けて運用しています。

  • 培養タンク

  • 調合タンク

従事者の衛生管理・健康管理

製造・生産活動に関わる従事者については、身だしなみなどの衛生管理はもちろん、健康管理も行っています。
出勤者全員の健康状態を毎日チェックし、把握しています。健康状態が良くないと判断された場合は業務にあたらせないルールになっています。

  • 従事者の健康・服装チェック

設備管理

製品を製造する施設の衛生基準を明確化し、管理しています。
毎日の生産開始前には設備機器の日常的な点検と精度確認を行い、また、予防保全と定期的な保守点検をすることで衛生的な状態を維持しています。

異物・アレルギー物質の混入防止

原料管理、作業管理により、製品への異物の混入やアレルギー物質の混入防止を徹底しています。
従事者に対しては、生産室へ異物の持ち込みをしないように指導し、継続的に衛生教育を実施しています。

生産機器・生産環境の清浄度維持

生産機器は、計画的なメンテナンスと効果的な洗浄により異物の発生を抑え、清潔に保っています。
工場内の生産環境を整え、充填機はクリーンブース化を図っています。

※クリーンブース化:周辺からの物理的、化学的、生物学的影響を排除し、清潔な環境を維持すること

異物検査装置の設置

種々の異物検査装置を開発・設置し、成形した容器、紙カップ容器、蓋などの充填前の包装資材や充填後の製品に対して連続監視を行い、製品に異物混入がないことを全数保証しています。

  • 容器外観検査装置

  • 容器内面検査装置

アレルギー物質混入防止対策

アレルギー物質が含まれる製品の製造ラインを専用化、あるいは製造順序を管理することで、アレルギー物質の混入を防止します。これにより多品種生産における製造の安全性を確保しています。

150項目以上の検査と検証活動

150以上の検査項目

ヤクルトでは原料を受け入れてから商品出荷に至るまで150項目以上の検査を行っています。

検査の例

  • 比重、糖度、酸度、pH等を検査しています。

  • 大腸菌等の雑菌が混入していないことを検査しています。

  • 乳酸菌数、ビフィズス菌数を測定しています。

  • 香りや味を検査しています。
    風味や香りのわずかな違いや差を識別する3段階の試験に合格した者を認定する「官能評価パネル認定制度」を運用しています。

  • 賞味期限が正しく鮮明に印字されていることを装置にて検査しています。
    また、目視でも検査しています。

  • 放射性物質検査を継続して実施しています。
    福島工場ではモニタリングポストを設置して常時放射線を測定しています。

  • 容器が基準どおりの形状・寸法・厚みであることを検査しています。

  • キャップが正しく接着・密封され、基準どおりの開封性があるかを検査しています。

生産活動の検証活動

検査結果を含めた生産活動の検証として、以下の監査を実施しています。
より良い管理体制に向け、常に是正する仕組みを運用しています。

内部品質監査:ISOのルールに従って監査しています。

製造技術監査:生産工程がヤクルトの技術基準に適合しているかを監査しています。

商品のトレーサビリティの確保

ヤクルトでは、原料受け入れから商品出荷までの生産ロットのひも付きを追跡することができ、製造過程すべての履歴も追跡、遡及できるオリジナルのトレーサビリティシステム「TRACシステム」を運用しています。

※TRAC(To provide Real Assurance with Continuously)システム:製造履歴を検索できるシステムで、他の基幹システムと連携している