事業活動から見るヤクルトの品質管理 事業活動から見るヤクルトの品質管理

予防医学や健腸長寿に貢献する
研究開発に取り組み、
研究成果を新製品の開発と
既存製品の改良へと応用しています。
また、容器・包装(プラスチック製容器、
紙パックなど)の開発・改良を
推進しています。
法令遵守はもちろんのこと、
独自の厳しい基準を設けて、
製品・容器・包装における品質管理と
安全性評価に取り組んでいます。

原材料・製品の
安全性評価

ヤクルトの主な原材料は、脱脂粉乳、砂糖、包装資材などです。
安全な商品を提供するために、原材料・製品の安全性を評価する仕組みを構築しています。

ヤクルト中央研究所 安全性研究所

安全性研究所では、素材・製品の安全性を評価しています。
プロバイオティクス商品(人に良いはたらきをする乳酸菌やビフィズス菌を含む商品)については、
個々の菌株レベルで食の「安全・安心」の裏付けとなるデータを取得しています。

開発部

商品の中身や容器・包装の設計・開発を担う開発部では、商品化に際して、設定した製造工程・条件などが
食品衛生的に安全であることを保存試験や輸送試験などを行い評価し、安全を保証できるものだけを商品化する体制をとっています。
また、お客さまに正確な情報を、わかりやすく提供できる商品表示を心がけています。

研究開発における
倫理遵守の徹底

研究員に対しては、研究倫理研修(情報セキュリティ、法令遵守など)を積極的に実施しています。
なお、生命の尊重と動物倫理の観点から、法的義務または各国・地域の関係当局の指導がある場合を除き、
食品および化粧品研究における動物実験は行っていません。

使いやすさや菌を守るための
容器・包装の工夫

商品の品質を保持し、かつ使いやすいパッケージの開発に取り組んでいます。

おなじみのヤクルト容器に込めた想い

「ヤクルト」といえば、くびれがついた特徴的なプラスチック製容器を連想する方が多いでしょう。
このプラスチック製容器は1968年に、それまで使用されてきたガラス瓶容器の代替として開発導入され、
2011年に立体商標として登録されました。
容器の真ん中部分のくびれにより、つかむ力が弱いお子さまからご高齢の方まで、どなたでも持ちやすいようになっています。また、くびれにより、中身が一気に口に入らず、少しずつ味わいながら飲めるという利点もあります。

菌を守るための容器包装の工夫

酸素を嫌う性質のビフィズス菌を守るため、「ミルミル」「ミルミルS」等では、酸素を通さない5重構造の紙容器を
採用しています。

プラスチック製
容器包装の
資源循環を推進

海洋プラスチックごみ、温暖化、資源の枯渇などが世界的な問題になっています。
そこでヤクルトでは、プラスチック製容器包装の資源循環を推進する取り組みを行っています。
2019年には、「プラスチック資源循環アクション宣言」を発表しました。
2021年には、「ヤクルトグループ 環境ビジョン」を策定しました。
プラスチック製容器包装の使用量の削減や再生可能な素材への転換について具体的な目標を掲げています。
日本においては、一部の商品でストローの貼付を廃止しました。
海外においても、マレーシア、シンガポール、オーストラリアで
ストローを廃止し、プラスチックごみ量を削減しています。

プラスチック資源循環アクション宣言(概要)

ヤクルトグループは、プラスチック製容器包装の資源循環を推進する取り組みを行います。

  • ー2025年目標ーとは

    環境配慮型容器包装の基礎技術を確立したうえ、資源循環しやすい素材への転換に着手します。
    ※バイオマス素材、リサイクル素材、生物分解性素材等

  • ー2030年目標ー

    循環資源市場や環境インフラ等の外部環境の整備状況と連動しながら、資源循環しやすい素材へ最大限の転換を図ります。

容器包装へのプラスチック使用量の削減や、生産工程で使用する
プラスチック製梱包材の再使用等の取り組みについて、これまで以上に推進し、資源循環に向けた取り組みを積極的に進めていきます。

ヤクルトグループ 環境ビジョン(抜粋)

環境目標2030
プラスチック製容器包装(国内)を2018年度比30%削減あるいは再生可能にする

環境アクション(2021-2024)
プラスチック製容器包装の使用量(国内)を、2018年度比5%削減あるいは再生可能にする