眠れない夜には乳酸菌
ストレスで、ぐっすり眠れないことはありませんか?
「寝る子は育つ」などのことわざがあるように、昔から睡眠の大切さはよく知られていましたが、睡眠は、時間だけでなく質も大切です。
近年の研究では、睡眠の質の低下が、仕事の効率の低下だけでなく、うつ病や認知症、循環器系の病気のリスクを高めることがわかってきました。
ところが、日々ストレスをかかえがちな現代は、そのストレスによって、なかなか寝つけなかったり、ぐっすり眠れなかったり、朝起きても眠気が残っていたりなど、ストレスが、睡眠の質低下の要因のひとつになってしまっています。
腸が、睡眠の質の鍵をにぎっている?!
睡眠時間は確保したのに、すっきり目覚められないなどの場合は、睡眠の質がよくない可能性があります。
質の良い睡眠には、リズムと深さも大切です。睡眠には、レム睡眠とノンレム睡眠があります。閉じたまぶたの下で眼球がきょろきょろ動いているレム睡眠と、ぐっすり眠って眼球が動かないノンレム睡眠です。
その2つの睡眠の周期的なリズムと、ぐっすり眠っているノンレム睡眠の時間が大切なのです。
よい睡眠のためには、適度な運動や規則正しい食事なども大切ですが、もうひとつ、腸が、その鍵をにぎっていることがわかってきました。
腸は、脳にも影響を与えている!
緊張するとおなかが痛くなったり、環境が変わると便秘をしたりという経験はありませんか? 古くから、経験的に、脳の状態が腸に影響を及ぼすことは知られていました。
近年、それとは逆に、腸の状態の変化が、脳に影響を及ぼすことがわかってきました。頭とおなかで場所は離れていても、脳と腸は互いに影響を及ぼし合っていて、この関係を「脳腸相関」といいます。
さらに、脳腸相関には、腸内にすむ腸内細菌が大きな役割を果たしていることがわかり、「脳-腸-微生物相関」といわれるようになったのです。
そして、その脳-腸-微生物相関に、「シロタ株」が作用することが明らかになってきました。
「シロタ株」で、ストレス緩和!
ヤクルト中央研究所は、外部の研究機関と共同で、腸に働きかける「シロタ株」の作用を確かめる、こんな研究を行いました。
大切な学術試験を控えた、大学医学部の4年生を2つのグループに分け、「シロタ株」を1000億個含む飲料と、プラセボ飲料(味や外見は同じで、シロタ株を含まないもの)を毎日1本、学術試験までの8週間飲んでもらいました。
その結果、「シロタ株」を含む飲料を飲んだグループでは、プラセボ飲料を飲んだグループと比べて、数値化したストレスの体感レベルが明らかに低くなり、さらに、ストレスが強まると分泌量が増す唾液中のコルチゾールという物質の濃度も、学術試験直前では、有意に低く抑えられていることがわかりました。
「シロタ株」で、睡眠の質向上!
また、睡眠中の脳波を測定したところ、熟眠という深い眠りの長さ(熟眠時間)が、「シロタ株」を含む飲料を飲んだグループでは、プラセボ飲料を飲んだグループに比べて、有意に良い状態に保たれていたのです。
「シロタ株」で、起床時の眠気スコア改善!
さらに、睡眠の体感についてアンケート調査したところ、「シロタ株」を含む飲料を飲んだグループでは、プラセボ飲料を飲んだグループに比べて、全体的に有意によい状態が保たれ、とくに学術試験直後では、明らかにの目覚めの回復がよかったことがわかりました。
脳腸相関を介する乳酸菌のはたらきが、良質な睡眠の鍵をにぎっていることがわかったのです。
睡眠の質向上に、「シロタ株」
睡眠の質を高めることは、さまざまな病気の予防にもなります。
多くのストレスにさらされ、睡眠の質が低下しがちな今、腸内環境の重要性が、注目されています。
ストレスを緩和し、良質な睡眠を手に入れるため、腸に生きてとどき作用する「シロタ株」をおすすめいたします。