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胃腸がツライ……知っておきたい胃腸の基本 - 消化器の紹介・感染症対策も 胃腸をいたわる”胃腸の日”

12月11日は「胃腸の日」

みなさん、ご存じですか? 12月11日は、12「胃に」11「いい」のゴロ合わせから「胃腸の日」とされているんです。
年末に向け、1年間、ずっとはたらいてくれた自分の胃腸への感謝と、年末年始の暴飲暴食へのいましめも込めて、見えないけれど毎日たいへんお世話になっている消化管について考えてみましょう。

消化管の基礎知識

自分の口から肛門まで、消化管は約9mもの長さがあります。日本人の平均身長(165cm)の5〜6倍もの長さということになりますね。
この長い器官の役割は、おもに消化・吸収。口で噛みくだいた食べ物は、唾液に含まれるアミラーゼという消化酵素でデンプンが分解され消化が始まります。さらに、食道を通って送られた胃や十二指腸、小腸などでも、さまざまな消化液が分泌されて、食べたものは細かく消化されていきます。
そして、長さ約6mもの小腸でゆっくりと栄養素と水分が吸収され、最後に、約1.5mの大腸でさらに水分が吸収され、不要なものは便として排泄されます。

消化管を身長と比べると、驚くほど長い。

ごちそうとお酒で「胃」に負担のかかる季節に

年末年始はお酒やごちそうを口にする機会が多く、胃もたれや、体が重く感じてしまうことはありませんか?
じつは、ふだんの日でも、日本人の4人に1人は、胃痛や胃もたれなどの症状になやまされているといわれています。ところが、胃の不調に対しては、通院や服薬などをせずにいる人が多いのが現状です。
そんな人に耳寄りな情報があります。ふつう、胃は強い酸性のため、多くの菌は胃にとどまることができないのですが、ビフィズス菌の一種である「ビフィドバクテリウム ビフィダム YIT 10347」は、胃壁にくっつき、胃の負担を和らげる効果を発揮することがわかったのです。
ごちそうやお酒が増え、胃に負担のかかる年末年始は、このビフィズス菌を摂ることなどもオススメです。

長い長い「腸」は、じつは健康の要

いっぽう、腸は約9mもある消化管の大部分をしめています。
消化吸収というと、つい、胃に注目が集まりがちですが、腸には、口から入った必要な栄養素を適切に取り入れるという大切なはたらきがあります。
ところが、口から腸へ入ってくるのは、栄養のもととなるものだけではありません。ときには体に害を及ぼす菌も入ってくることがあります。その防御として、「免疫」という仕組みが備わっています。腸には免疫の機能のひとつとして、体に必要な栄養素と害になるものとを識別するという驚きの機能もあるのです。
そこで活躍しているのが、腸内細菌です。消化器官の小腸下部から大腸の中には、「腸内フローラ」とよばれる膨大な量の腸内細菌がいて、さまざまなはたらきをしています。
腸内細菌には、有用なものと有害なものだけではなく、まだはたらきが不明なものも含め、たくさんの菌がいます。そんな菌のなかには免疫細胞を活性化するはたらきをもつものもあり、菌全体で病原菌から体を守っているのです!
一見地味に感じられる「腸」は、じつは、健康の要というわけです。

年末年始に胃腸を意識する新習慣を

暴飲暴食は、胃もたれや肥満につながるだけでなく、腸内細菌にダメージを与え、その結果、全身の免疫機能の低下にもつながっています。
年末年始は、寒さや乾燥、忙しさなども重なり、カゼやインフルエンザ、さまざまな病原体への感染リスクが高まる季節でもあるので、食べ過ぎ・飲み過ぎに気をつけ、胃腸を意識してみては。
ふだん存在を忘れがちな腸内環境ですが、「胃腸の日」を機に、健康の要である「胃」や「腸」に注目し、私たちの腸内の同居人であり、強力な助っ人でもある「腸内細菌」をも意識する新習慣で、年末年始を楽しく過ごしましょう。

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ほかの動物たちの消化管は?

人間の消化管は、約9mで身長の5〜6倍ですが、ほかの哺乳類はどうでしょうか? 上の図は、さまざまな動物の腸と体長の比率をもとにした、腸の長さをくらべたものです。

一般に、ウマやウシ、ヒツジなどの草食動物は長く、ライオンやオオカミ、ネコなどの肉食動物は体長に比べて短めです。

草は肉より消化しにくいので、腸内細菌などの力を借りて消化する必要があるからだと考えられています。ウシなどは、その長い消化管の中にたくさんの腸内細菌がいて、消化を助け、タンパク質を作るはたらきなどもしています。

ちなみに、魚やプランクトンを食べるマッコウクジラの腸が長いのは、体長10m以上にもなるダイオウイカなどを食べるからではないかともいわれています。

肉も草(野菜)も食べる私たち人間は、身長の5〜6倍とはいっても、草食動物と比べると長くはありません。それでも腸内細菌の重さは、1kgほど。そんな大量の腸内細菌のバランスに注目し、大切に育て、つきあっていきたいものです。

もっと知りたい「腸内細菌」