シロタ株.jp - ラクチカゼイバチルス パラカゼイ シロタ株

LITTLE STORY 菌の小話

  • ア
    アートな微生物
  • 乳
    乳酸菌で、お茶がワイン味に!?
  • 地
    地球の「酸素」を作った微生物!?
  • 良
    良い眠りは、昼間につくる
  • い
    いいウンチは、くさくない?
  • ク
    クロストリジウム ディフィシル
  • お
    おなかの調整役、シロタ株
  • お
    おなかの中でも発酵が起きる?
  • ラ
    ラクトバチルス キソネンシス
  • 年
    年末年始を元気な胃とともに。
  • 冬
    冬の脅威、ノロウイルスにも…?
  • 血
    血圧の数値にヒヤヒヤする前に。
アートな微生物

アートな微生物

いわゆる造形アートもの…と思って読み進めるととんでもない。本書に登場する作品の素材は、ガラス質の殻をもつ微生物「珪藻」なのだった!
作家の奥修さんは、顕微鏡をのぞきながら、まつ毛や針先からできた道具で、作品をつくりあげたのだとか。児童書でありながら、その美しい世界に大人もうっとりすること請け合いです。本書を通じて、アートと生物の新しいカタチに目を向けてみませんか。

乳酸菌で、お茶がワイン味に!?

乳酸菌で、お茶がワイン味に!?

「お茶」と聞くと、爽やかな緑茶をイメージされる方が多いかもしれません。しかし、高知県大豊町では微生物を使った「後発酵」の工程を経てつくられる、一風変わった「碁石茶」が生産されています。その味わいは「赤ワインに似ている」と評されることもあるのだとか。碁石茶と赤ワインの双方に含まれている乳酸菌が、味わいの秘密とされています。

地球の「酸素」を作った微生物!?

地球の「酸素」を作った微生物!?

西オーストラリアのシャーク湾には、ストロマトライトという岩石が密集している場所があり、一風変わった景観を楽しむことができます。
このストロマトライトの形成に関わっているのは、シアノバクテリアという微生物。
シアノバクテリアは、光合成をとおして酸素を作りだし、夜になると粘液を出して砂や泥の粒を固めるという働きをします。
20億年以上も前にシアノバクテリアが作りだした酸素が、地球上で生命が生まれるきっかけをつくったとも言われているのです!

良い眠りは、昼間につくる

良い眠りは、昼間につくる

日中の過ごし方を整えることで、いい眠りが得られるのはご存じですか?
例えば、朝食をきちんととり、日光のもとで体を動かす。そして、午後には15分ほどの昼寝をし、夕食と入浴は早めに済ます。
こうした習慣を取り入れると、日中はセロトニン、夜になると脳メラトニンという脳内物質の分泌バランスが整い、良質の眠りが得られるのです。

いいウンチは、くさくない?

いいウンチは、くさくない?

乳酸菌は、ヒトのおなかだけでなく、豚や鶏など動物のおなかでもはたらきます。豚や鶏に乳酸菌を与えた結果、彼らが病気にかかりにくくなった、という報告があるのです。さらには、ウンチの臭いの原因となる成分が減少した、というユニークな検証結果も。乳酸菌には、より良い腸内環境づくりに役立つ可能性もあるのです。

参照:
家畜感染症学会(家畜の健全育成における機能性飼料素材の利用と将来展望)

クロストリジウム ディフィシル

クロストリジウム ディフィシル

通称「ディフィシル菌」と呼ばれるこの菌は、腸内にすみついている常在菌で、とくに小さな子どものおなかで多く見つかっています。
厄介なのは、その根治し辛さ。ディフィシル菌には「毒素生産型」と「毒素非生産型」があります。抗菌薬による腸内フローラの撹乱があると抗菌薬が効かずに生き残った萌芽からディフィシル菌が増殖するのですが、増殖したのが毒素生産型の場合、再発を繰り返す下痢症状が起こり、ひどい時には腸閉塞など思い症状を引き起こすこともあるのです。

参照:
菌の図鑑(クロストリジウム ディフィシル)

おなかの調整役、シロタ株

おなかの調整役、シロタ株

自再発しやすいディフィシル菌関連下痢症(抗菌薬による治療を受けた際に、他の菌が死んでも生き残ったディフィシル菌が引き起こす下痢症)の再発抑制にシロタ株が役立つという研究結果が得られました。乱れた腸内フローラには、シロタ株です。

参照:
サイエンスレポートNO.23(ディフィシル菌による抗菌薬関連下痢症の再発に対する 乳酸菌 シロタ株の効果)

おなかの中でも発酵が起きる?

おなかの中でも発酵が起きる?

自然界のユニークな現象である「発酵」は、なんと、おなかの中でも起きています。
食物繊維やオリゴ糖がヒトの大腸に取り込まれると、腸内細菌の働きのもと発酵が起き、短鎖脂肪酸という成分が生まれるのです。
また、短鎖脂肪酸は、健康を維持するための生理作用を促す大切な成分です。

参照:
健康用語の基礎知識

ラクトバチルス キソネンシス

ラクトバチルス キソネンシス

郷土料理にも、発酵食品が見受けられます。
例えば、長野県木曽地方で、古くから親しまれてきた「すんき」。地域で産出された赤カブを樽や桶で発酵させることで、作られる漬物です。
「すんき」の発酵に関わっている菌は、合計20種類以上。また、そのなかには、ヤクルトが発見した乳酸菌「ラクトバチルス キソネンシス」も含まれています。

参照:
菌の図鑑

年末年始を元気な胃とともに。

年末年始を元気な胃とともに。

ごちそうが続く、年末年始。
ついつい食べて、飲み過ぎてしまいますが、酷使された胃は、ご機嫌ななめに。
ビフィズス菌の一種である「ビフィドバクテリウム ビフィダム YIT 10347」には、食後の胃の負担をやわらげる機能が認められています。
このビフィズス菌を含んだ発酵乳飲料を上手に取り入れ、胃のトラブルを回避しましょう。

参照:
菌の図鑑

冬の脅威、ノロウイルスにも…?

冬の脅威、ノロウイルスにも…?

冬場における脅威の一つが、ノロウイルス。
有効な治療法がまだ研究中のウイルスのひとつです。
感染を防ぐためには、感染経路を断つことが大切。「手洗い」「食材の十分な加熱」「汚染源の消毒」の徹底をいま一度こころがけましょう。それでもかかってしまったら、現状は下痢や嘔吐によって失われた水分を補う対処療法が有効とされています。
しかし、高齢者を対象とした研究では、ノロウイルスによる感染性胃腸炎発症後の発熱日数短縮に、シロタ株が有用であることが明らかになってきました。
ノロウイルスにもプロバイオティクス 、そんな時代がすぐそこまできているかもしれません。

参照:
身近な感染症:ノロウイルス編①
冬の食中毒の主役はノロウイルス!冬の腹こわしの主役はノロウイルス!
サイエンスレポートNo.8

血圧の数値にヒヤヒヤする前に。

血圧の数値にヒヤヒヤする前に。

年々上がっていく血圧の数値に、ヒヤヒヤしていませんか?
生活習慣病にかかるリスクを下げたい方にも、実はシロタ株がオススメ。
血圧に悩まされやすいとされる65歳〜92歳の方々を対象に行った研究では、シロタ株を含む発酵乳製品を週3回以上とる人は、高血圧症発症率が低いという結果も。
適度な運動や、食事の塩分を少なめにするなど心がけるとともに、「シロタ株」もお試しあれ。

参照:
サイエンスレポート NO.28

「シロタ株」のチカラ