ウイルスは、細菌の10分の1~100分の1ほどの大きさ。
細菌とちがって自分自身で増殖できないので、ヒトや動物の細胞に入り込み自分のコピーを増やします。ウイルスや細菌の中には、さまざまな病気の原因となるものもあります。
しかし、細菌のなかには、乳酸菌やビフィズス菌など、ヒトの健康に貢献する菌も知られています。
有史以来、人類は多くの感染症にさいなまれてきました。
たとえば、1817年から7回にわたり世界中で蔓延した「コレラ」、1918年から1920年にかけて流行し、およそ6億もの人々が感染した「スペイン風邪」などがあります。現代に生きる私たちにとっても、感染症は身近な問題。さまざまな備えをしていきましょう。
参照:
・「ヒトとウイルス」共生と闘いの物語
「ビフィドバクテリウム ビフィダム YIT 10347」。
思わず舌を噛みそうな、長い名前をもつこの菌は、ビフィズス菌のなかま。
通常は酸素を嫌うビフィズス菌ですが、酸素のある胃で、胃液の酸にも負けず生きてはたらくことができるという性質をもっています。
これは、ほかのほとんどの菌がもたない特異な性質なのです。
おなかの中には、いろいろな菌がひしめく“菌たちのすみか”があります。菌がたくさんいる様子がお花畑(flora)のようなので、腸内フローラと呼ばれています。腸内フローラのバランスが整うと、おなかの調子がよくなるのです。
「ビフィドバクテリウム ブレーベ ヤクルト株」は、ビフィズス菌の一種。生まれたばかりの赤ちゃんのおなかにもいる、ヒトとの結びつきが深い菌です。生きたまま腸に届き、おなかの調子を整えるので、飲み物などで日常的に取り入れるのがおすすめ。
参照:
・サイエンスレポートNo,9
・菌の図鑑
胃液や胆汁にも負けず、生きたまま腸へ。シロタ株は、おなかの中で乳酸を出して悪い菌を減らし、良い菌を増やします。ところで腸は、「健康の源」といわれるほど大切な器官。生きた有用菌がとどくと、さまざまなうれしい変化が期待できるのです。より良い日々のきっかけとなる菌を、あなたも。
参照:
・サイエンスレポートNO.9
・免疫④乳酸菌がNK活性を回復させる!?(後編)
おなかをすこやかにする菌を見つけ「予防医学」という考えを推し進めてきたヤクルト。創業当時からヤクルトでは、「健腸長寿」という言葉を大切にしています。この言葉には、健康で長生きするためのヒントが詰まっています。これからもヤクルトは、「健腸長寿」の理念の下、みなさんのおなかを守ります。小さくも、驚きに満ちた菌とともに。
良い菌を助け、悪い菌はこらしめる。しかも、体にとって安全・安心。そんな、体にとっての強い味方が、「乳酸菌 シロタ株」とも呼ばれる「ラクチカゼイバチルス パラカゼイ シロタ株」です。「ラクチカゼイバチルス パラカゼイ シロタ株」の力で、あなたのおなかの“モヤモヤ”がなくなりますように。
※旧名称はラクトバチルス カゼイ シロタ株
知ってましたか? 菌の名前は、属名と種名で構成され、ときに株名もつくことを。「ラクチカゼイバチルス パラカゼイ シロタ株」は、ラクチカゼイバチルスが属名で、パラカゼイが種名。そこに株名のシロタもつきました。このながーい名前を、よろしくね。
※旧名称はラクトバチルス カゼイ シロタ株