人生を豊かにする「発酵の香り」
五感の中でも唯一、脳の深い部分と繋がる「香り」。「発酵」が生み出す豊かな香りの世界をご紹介します。
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日本の国鳥はキジ、国石はヒスイ、そして国菌はコウジカビ!?発酵がつくる日本食の深い魅力を探ります。
12月11日は「胃腸の日」。今年もずっと働いてくれた胃腸への感謝と、年末年始の暴飲暴食へのいましめも込めて、お世話になっている胃腸について、あらためて考えてみましょう。
空気が乾燥する季節は肌も乾燥しがち…。近年の研究で、肌の乾燥と腸内環境には深い関係があることがわかってきました。
健康は、よりよく生きるための大切な土台。これからの時間を良いものにするために、大切な体を見直してみませんか。
腸内細菌や免疫について最新の研究をされ、さらに現在「コロナ制圧タスクフォース」の研究統括責任者でもある金井隆典先生に、腸内細菌や免疫について、お話をうかがいました。
カラダの中にも、さまざまな場所にもたくさんある微生物。それをじっさいに増やして見てみよう!夏休みの宿題にもいいかも!
年々温暖化が進み、夏はどんどん暑くなっています。ちょっと油断すると夏バテになりがち。今年の夏は夏バテせずに過ごすために、これまでの夏の過ごし方を振り返ってチェックしてみましょう。
ママと赤ちゃんは、DNAだけでなく、実は「腸内フローラ」でもつながっているんです。
人の個性と同じように、腸にもそれぞれ個性があります。春の出会いを切り口に、腸内フローラの基本と腸の個性についてお話します。
乳酸菌は、ヒトのおなかだけでなく、豚や鶏など動物のおなかでもはたらきます。豚や鶏に乳酸菌を与えた結果、彼らが病気にかかりにくくなった、という報告があるのです。さらには、ウンチの臭いの原因となる成分が減少した、というユニークな検証結果も。乳酸菌には、より良い腸内環境づくりに役立つ可能性もあるのです。
参照:
・家畜感染症学会(家畜の健全育成における機能性飼料素材の利用と将来展望)
通称「ディフィシル菌」と呼ばれるこの菌は、腸内にすみついている常在菌で、とくに小さな子どものおなかで多く見つかっています。
厄介なのは、その根治し辛さ。ディフィシル菌には「毒素生産型」と「毒素非生産型」があります。抗菌薬による腸内フローラの撹乱があると抗菌薬が効かずに生き残った萌芽からディフィシル菌が増殖するのですが、増殖したのが毒素生産型の場合、再発を繰り返す下痢症状が起こり、ひどい時には腸閉塞など思い症状を引き起こすこともあるのです。
参照:
・菌の図鑑(クロストリジウム ディフィシル)
自再発しやすいディフィシル菌関連下痢症(抗菌薬による治療を受けた際に、他の菌が死んでも生き残ったディフィシル菌が引き起こす下痢症)の再発抑制にシロタ株が役立つという研究結果が得られました。乱れた腸内フローラには、シロタ株です。
参照:
・サイエンスレポートNO.23(ディフィシル菌による抗菌薬関連下痢症の再発に対する 乳酸菌 シロタ株の効果)
自然界のユニークな現象である「発酵」は、なんと、おなかの中でも起きています。
食物繊維やオリゴ糖がヒトの大腸に取り込まれると、腸内細菌の働きのもと発酵が起き、短鎖脂肪酸という成分が生まれるのです。
また、短鎖脂肪酸は、健康を維持するための生理作用を促す大切な成分です。
参照:
・健康用語の基礎知識
郷土料理にも、発酵食品が見受けられます。
例えば、長野県木曽地方で、古くから親しまれてきた「すんき」。地域で産出された赤カブを樽や桶で発酵させることで、作られる漬物です。
「すんき」の発酵に関わっている菌は、合計20種類以上。また、そのなかには、ヤクルトが発見した乳酸菌「ラクトバチルス キソネンシス」も含まれています。
参照:
・菌の図鑑
ごちそうが続く、年末年始。
ついつい食べて、飲み過ぎてしまいますが、酷使された胃は、ご機嫌ななめに。
ビフィズス菌の一種である「ビフィドバクテリウム ビフィダム YIT 10347」には、食後の胃の負担をやわらげる機能が認められています。
このビフィズス菌を含んだ発酵乳飲料を上手に取り入れ、胃のトラブルを回避しましょう。
参照:
・菌の図鑑