美肌の源泉は目覚めにあった。こだわりたい目覚めの質

この記事の監修者
青山・表参道睡眠ストレスクリニック
中村真樹 院長(日本睡眠学会専門医)

穏やかな気候の季節となりましたが、心地よく目覚めることができていますか?目覚めの質は、その日の肌や体のコンディションに直結します。上手に眠って、心地よく目覚める秘訣を知っておきたいですね。

1ぐっすり眠ってよい目覚め。これぞ美しさの決め手

一日の約3分の1程度を占める睡眠の時間は私たちの体のためにとても大切な時間です。日々の良い睡眠と目覚めは肌の代謝、自律神経、ホルモンバランス、体内の老廃物の解毒や排泄などに良い影響をもたらします。逆に、睡眠不足や睡眠リズムの崩れが、ニキビ、肌荒れ、髪の傷み、消化不良、便秘、冷え性、肥満などの原因になることもめずらしくありません。いつも健康で美しくあるためには、上質な眠りと目覚めを手に入れることが一番の早道。そのポイントをご紹介しましょう。

2気持ちよく目覚めるための環境、生活習慣とは?

不眠や浅い眠りで悩む人によくあるのが、知らず知らずのうちに、安眠を妨げる環境や生活習慣になっているケースです。思い当たることはないか、チェックしてみましょう。

<寝室の環境や寝具など>

・眠りが浅い、何度も目覚める人はもっと寝室を暗くしましょう。小さい照明をつけていたり、隙間から光が入る部屋は良くありません。遮光のカーテンをきっちり閉めましょう。

・眠る1時間前くらいから、部屋の明るさを落としましょう。電球色の間接照明が理想的。スマホやパソコンなどの明るい画面を見ることも控えましょう。

・合わない枕は安眠を妨げます。首の後ろ側のアーチを計測して、自分に合った高さ、柔らかさの枕を選びましょう。

・人が眠りにつくときは、深部の体温が少し下がります。部屋が温かすぎると、体温が下がらず、眠りに入りにくくなります。また、寒すぎても眠れません。室温の目安は、夏26〜28度、冬16〜18度です。

<生活習慣など>

・入浴は、就寝の2時間前までには済ませましょう。疲れた日はぬるめの温度でリラックス。

・満腹では寝つきにくくなります。食事もできれば就寝の3時間くらい前までに。眠る直前のお酒、アルコールも良くありません。

・カフェインを含むコーヒーや紅茶などは、就寝前8時間くらいからは控えましょう。また、唐辛子など辛みの強い食事はその刺激の影響だけでなく、深部体温を上げたままにしてしまうので控えましょう。

・適度な疲れは深い眠りを誘います。また、運動はストレス解消にもなるので、よい寝つき・目覚めには重要です。

・規則正しい生活をすることで、いつも寝ている時間に自然に眠気が起きやすくなります。週末に夜更かしや二度寝をすると、Social Jet Lag(軽い時差ボケ状態)になり、不眠や寝起きの悪さ・日中の眠気の原因になります。

3眠る前の10分間のコレが上質な目覚めをもたらす

良い目覚めを助けてくれるコツやグッズを知っておきたいもの。睡眠前の10分間にこれらをちょっと活用するだけで、健やかな眠りと美肌が手に入るかもしれません。

・手足を温める

ぬるま湯に手足をつけたり、グーパーグーパーと動かしたりして手足を温めると、その反動で体の深部の体温が下がってきます。そうすると、自然な眠気を誘います。

・ヨガやストレッチ

適度な運動とリラックス効果が寝つきをよくします。ラベンダーやカモミールなどの香を添えると一層効果的です。

・蒸気シート

目や首を蒸気で温め、疲れをとってくれるシートが人気。PCやスマートフォンを長時間使って疲れている人にはとくにおすすめ。

・鼓動リズム(グッズ・アプリ)

赤ちゃんの時に聞いていた鼓動リズムを聞くと、なぜか安らかに眠れると、グッズやアプリが人気です。疲れすぎて目が冴えてしまう人、早く眠りたい人にもおすすめ。

・光目覚まし

起床時間になると、音ではなく、明るい光で起こしてくれるアラーム。普通の目覚ましが鳴っても止めてしまうお寝坊さんが気持ちよく起きられると評判です。

心地よい目覚めにトライして、明日からは“ぐっすり美人”でいきましょう。

公開:2019年4月12日

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