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社長新春メッセージ 2018

~2018年 新たな年を迎えて~

明けましておめでとうございます。
年頭にあたり一言ごあいさつを申し上げます。

未来へ向けて

根岸でございます。

現在、当社は、未来へ向けて様々な取り組みを進めています。
その一つが、世界的に有名な総合科学雑誌である「ネイチャー」のロンドンの本部において、昨年の10月「ネイチャー・カフェ」を開催したことです。ここから全世界へ向けて、最先端の科学情報が発信されているかと思うと実に感慨深いものがありました。
「ネイチャー・カフェ」とは、世界のトップクラスの科学者とネイチャーの編集者が登壇し、聴講者も交えてさまざまな分野のテーマを語り合うサイエンス・イベントです。
今回は、「健康と疾患における腸内細菌叢の役割」をテーマに、大阪大学の竹田潔先生をはじめ、世界的に著名な研究者5名をパネリストにお迎えし、プレゼンテーションとパネルディスカッションを行ないました。そして、当社中央研究所の研究員を含む約90名の聴講者からも積極的な質問や意見があがるなど、白熱した議論がたたかわされ、盛況の内に終了しました。
わたくしは、こうしたイベントを開催することは、未来へ向けて、「科学するヤクルト」を広く国内外に発信すると共に、世界的な科学者との接点づくりや我々の原点であるプロバイオティクスの地球規模での理解促進に役立つものと信じております。

次に「宇宙プロジェクト」について述べます。
「ヤクルトの宇宙プロジェクト」は、来たるべき宇宙時代においても、当社が人類の健康に寄与することを目的に、2012年、宇宙航空研究開発機構(JAXA)と共同で、国際宇宙ステーション(ISS)を利用する研究活動をスタートさせたことに端を発します。
そして昨年3月、ヤクルトとJAXAは、プロバイオティクスの共同研究に関する記者説明会を開催しました。これは、2014年からの地上研究や、「乳酸菌 シロタ株」を含む試験サンプルを用いた「世界初の宇宙飛行士による継続摂取実験」を行なうことを発表したものです。
宇宙ステーションのみならず、将来、月や火星で探査を行なう際、最も重要な課題は、長期滞在による飛行士の健康管理であり、とりわけ「免疫機能の維持・向上」であると言われています。
わたくしたちの「乳酸菌 シロタ株」がその役割を担い、効果の科学的検証が出来れば、ヤクルトの夢は一層広がっていくことでしょう。わたくしは実験の成果と共に、それ以降の機能性宇宙食の開発や地上における応用研究の進展に大きな希望と期待をふくらませております。

事業の概況について

2017年度は、まだ3か月を残しておりますが、11月の第2四半期決算で発表した、4月から9月までの第2四半期の連結決算は、売上高が約1977億円で前期比4.6%増、営業利益が約228億円で21.7%増、経常利益が約268億円で13.0%増、そして親会社株主に帰属する四半期純利益が約178億円で19.5%増の「増収増益」となりました。
収益拡大の原動力となっているのは、基幹商品である乳製品の販売本数の増加です。前期は、8月と9月に初めて単月の1日平均乳製品販売本数が国内外を合わせて4千万本を超えましたが、今期は5月から9月まで連続して5ヶ月間、4千万本を超えることができました。海外での市場の深耕と拡大に加え、日本においても積極的な広告展開と販売現場である店頭ならびにヤクルトレディによる活動が奏功し、ヤクルト類を中心とした乳製品販売本数の拡大は続いています。今後も引き続き、国内外における安定的な成長を目指していきたいと思います。

むすび

昨年5月、ヤクルトの中長期計画である「ヤクルトビジョン2020」の最終フェーズとなる、2017年度から2020年度までの4年間を対象期間とする「第3フェーズ計画」を発表いたしました。わたくしは、この計画を達成するうえで最も重要なことは、ヤクルトのブランド価値を高めていくことであると考えています。その為には、安全安心な製品づくりを行うことは勿論ですが、研究開発にも力を入れ、付加価値の高い商品も提供していきます。そして、販売現場では、一人でも多くの方が、ヤクルトの商品を選んで下さるように、さまざまな活動を日本でも海外でも行ない、より一層信頼されるブランドづくりを推し進めて参りたいと思います。

以上をもちまして、年頭の挨拶といたします。

株式会社ヤクルト本社
代表取締役社長
根岸 孝成

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