-
人的資本強化への取り組みについて、具体的に教えてください。
①事業領域拡大に必要なマーケティング活動、②販売会社や販売現場で活用できるITシステムの展開、③資本効率化を図る財務戦略策定ができる人材が必要と考え、既に社外からも人材を登用しています。
-
6年の計画の中で、商品の上市や投資、利益のイメージを教えてください。
前半3年間は既存商品の実績拡大が中心になりますが、後半3年内に新しい商品を上市していく計画です。投資、利益については、前半3年内は生産設備などの投資期間と考えていますが、後半3年では新商品が徐々に売上に結びつき、利益貢献していく計画です。
-
2030年度の現預金保有額を1,500億円に設定した理由を教えてください。
政策保有株の売却などで現預金が増える要因もありますが、事業成長のための投資などを進め、現預金を減らしていきたいと考えています。一方、事業運営のための安定した現預金は確保したいといった考えから、2030年度の現預金保有額を1,500億円に設定しました。
-
新規領域について、2030年度までの売上貢献イメージを教えてください。
OTC商品やペット向け商品の充実を図り、産業用動物向けの商品の開発を進めることで、50~100億円の売上を目指していきます。
-
今後の商品戦略について、教えてください。
ヤクルト類は「コア領域」として、今まで以上に販売本数を伸ばしていきます。はっ酵乳や機能性飲料、化粧品は「強化領域」として、売り方などを見直し、実績を拡大していきます。また、「新規領域」として、当社独自の素材や技術などを組み合わせた新商品を上市し、新たなお客さまの開拓に結びつけます。