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~2021年 新たな年を迎えて~

明けましておめでとうございます。
年頭にあたり、一言ご挨拶を申し上げます。

はじめに

根岸でございます。

 昨年2020年は、新型コロナウイルス感染症が全世界に拡大し、私たちは未曾有の経験を余儀なくされました。先進国、新興国を問わず、都市の封鎖や活動制限令が発令され、この結果、多くの国の経済成長率は大幅なマイナス成長となる見通しです。
 新しい年、2021年の年頭にあたり、ウィズコロナ、更にはアフターコロナにおける当社事業の方向性について、述べさせていただきたいと思います。

事業の方向性

 日本だけでなく世界中において、健康に対する意識は高まってきています。このような状況の中、ヤクルト商品に対する消費者の関心も増してきていると感じています。この好機をとらえ、ヤクルト発祥の地であり、最も歴史が長い日本においては、当社乳製品の浸透を更に高め、世界におけるヤクルト事業のモデルづくりを加速させていきたいと思います。
 また、海外においては、経済環境や文化風習はそれぞれ異なるものの、進出国での市場の拡大・深耕を一層推し進めていきたいと思います。

 現在、日本では当社の乳製品は毎日約950万本飲まれており、長きにわたり多くの方々に支持されています。近年では、これまでにない機能(一時的な精神的ストレスがかかる状況での「ストレス緩和」「睡眠の質向上」)を持った「Yakult(ヤクルト)1000」、そしてヤクルト独自の「乳酸菌 シロタ株」と腸内の良い菌を増やす「ガラクトオリゴ糖」を含み、お通じを改善する機能があることが報告されている「ヤクルト400W」の販売地域拡大を進めているところです。既存商品に加え、これら新たな高機能商品を通じ、当社商品に対する一層の支持を得ていきたいと思います。
 他方、海外における事業展開を振り返ると、昨年は欧州、米国などの先進国において、プロバイオティクスの健康効果に期待する消費者が増加し、ヤクルトの販売本数が増加しました。しかし、海外市場全体でのヤクルトの人口比はまだ1.4%、つまり販売対象エリアにお住いの100人のうち、当社製品をご愛飲されている方は1.4人です。日本の人口比が7%台半ばであることを考えると、海外におけるヤクルトの愛飲者づくりにはまだ伸びしろがあると考えています。きめ細かな活動を通じ、ヤクルトの理解者を増やしていきたいと思っています。また、現在、海外事業所の多くは「ヤクルト」および「ヤクルトライト」を核とした商品展開を行なっていますが、今後はその国のニーズにあわせた新たな商品の導入も視野に入れていきたいと考えています。

 多くの方に当社商品を理解していただくためには、広報活動は極めて重要なものの一つであると考えています。工場見学を始め、出前授業、健康教室などもその一例であり、これらをとおして当社商品ならびにプロバイオティクスに対する理解促進を図ってまいりました。今後はコロナ禍を踏まえ、非対面での活動としてWebを使ったバーチャルコミュニケーションなど、新しい形での広報活動も導入していきたいと考えています。
 海外においても、広報活動の重要さは変わりません。昨年は各国において、医療・高齢者施設や学校などへ「ヤクルト」の無償提供を積極的に行なってきました。この結果、医療関係者を始め、さまざまな方に「ヤクルト」の良さを認識していただくことができました。キーとなるオピニオンリーダーの方々との連携を深め、より活動の充実を図っていきたいと考えています。

 そして、お客さまに商品をお届けするヤクルトレディの働き方改革も進めていきます。
 日本国内においては、働き手のニーズに合わせ、新たな働き方、働き手の採用に着手していきます。そして、柔軟なお客さま対応を行なえる販売体制づくりを目指します。
 海外においては、ヤクルトレディの組織強化を通じて、新興国における女性の社会進出にも寄与していきたいと考えています。

 また、事業推進の一方で、長期的な企業価値を高めていくという観点では、環境・社会・ガバナンスといったESGへの取り組みは極めて重要なテーマです。
 特に環境におけるプラスチック問題は避けては通れない課題です。当社においては、既に海外の一部の国でストローを廃止しており、欧州ではフィルム包装をやめ、紙を使ったカートン包装に変更しています。日本においては、2025年までに容器包装の基礎技術を確立し、2030年までに最大限の転換を図るという「プラスチック資源循環アクション宣言」を行ないましたが、できる限り前倒しの勢いで取り組んでいきたいと思っています。

結び

 当社は、「私たちは、生命科学の追究を基盤として、世界の人々の健康で楽しい生活づくりに貢献します。」という企業理念に基づき、事業活動を行なっています。微生物の働きに無限の可能性を信じ、これからも皆さまの健康維持と楽しい生活づくりに貢献できますよう、今年も精一杯の努力をして参りたいと思っております。

 以上をもちまして、年頭のご挨拶といたします。
 本年もご支援のほど、よろしくお願い申し上げます。

株式会社ヤクルト本社
代表取締役社長
根岸 孝成

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