人も地球も健康に Yakult

主なQ&A

  • Q 第2四半期累計(4-9月)のNewヤクルト類の販売数量は9.9%増で推移しました。今後のNewヤクルト類の伸長について、見通しを教えてください。

    店頭チャネルの柱であるNewヤクルトは10本パックが伸びています。5本パックは大部分の店舗に配荷されていますが、10本パックはまだ配荷店を増やせる余地があると考えています。
    同様に、Newヤクルトカロリーハーフも配荷率の引き上げによる販売数量の拡大が期待できます。今後もこの水準を維持できるようチャレンジしていきます。
  • Q 国内のYL数は前期末との比較で122名減となり、減り幅が縮小してきましたが、御社の取り組み等、背景を教えてください。

    YLの離職数が減少したことで、減り幅は縮小しました。ヤクルト400類の価格改定によるYLの収入増や労働環境整備によるYLの労働負荷軽減・業務効率改善が進んでいることが背景にあります。
    主婦労働力の獲得競争が激化する中で、採用数が離職数を上回るまでには至っていませんので、さらなる努力をしていきます。
  • Q 中国の足元の販売数量(1-9月)は、前期との比較で22.5%増となり、1-6月の21.8%増よりも高く推移しましたが、その要因を教えてください。

    最需要月である9月において、今年は国慶節に加えて中秋節の需要も重なり、中国全体の販売数量が初めて1,000万本/日を超えました。ヤクルトの販売数量の増加に加え、ヤクルトライトの販売数量も大きく伸びたことで全体の販売数量が拡大し、第3四半期(7-9月)を23.3%増で伸ばした結果、1-9月の伸長率が高くなりました。
  • Q 中国において、納品店舗数が増えている理由を教えてください。

    今期は「広州」では地方市場の細分化、「その他中国」では地域内の大都市への市場拡大を意図して、新たな販売拠点を6か所開設したことにより、納品店舗数が増えています。
  • Q 中国事業はまだまだ成長できると思います。現在、中国全体の販売数量の目標として「GDP成長率の2倍の伸長」を掲げていますが、更に上を目指せるのではないでしょうか。

    2016年の中国全体の販売数量は、厳しいスタートでしたが、社員一丸となって取り組み、10%の伸長となりました。今年はGDP成長率(6.7%)の2倍に挑戦する中で、購買や消費意欲の高まりを背景に市場の拡大・深耕に取り組んだ結果、1-9月の販売数量は、目標を上回る22.5%の伸長で推移しました。今後もこの活動を継続していきます。
  • Q 中国では、ヤクルトライトの成長が販売数量の増加に寄与していますが、成長のポテンシャルについて教えてください。

    当社は菌の価値を訴求していますので、ヤクルトライトの構成比をあげていきたいということではなく、ヤクルトとヤクルトライトの全体で販売数量を伸ばしていきたいと考えています。新たな販売拠点を拡大し、市場拡大と深耕で持続的な成長ができると考えています。
  • Q 中国の販売数量は伸びていますが、アジア・オセアニアの第2四半期(4-6月)の営業利益率は前期よりも低下しています。その要因を教えてください。

    アジア・オセアニアでは第2四半期累計(1-6月)で7億円の原材料高になりましたので、4-6月もその影響があります。また、中国の人件費など、販管費が増えたことが要因です。
  • Q インドネシアの7-9月の販売数量の伸長率が1-6月よりも鈍化しています。要因と今後の見通しについて教えてください。

    インドネシアの1-6月の販売数量は6.6%増でしたが、7-9月は2.8%増となりました。消費マインドが少し冷えている印象はありますが、YL数も納品店舗数も増えていますし、今期は既存市場において新たに10か所の営業所を開設するなど、手薄だった地域の市場深耕も行っています。やるべきことを着実に行っていますので心配はしていません。
  • Q ブラジルの販売数量は、前期に続いて前年を下回って推移していますが、景況感には回復の兆しが出てきています。御社の販売数量に回復の兆しはありますか。

    ブラジルでは販売数量の減少を価格改定でカバーしてきました。ブラジル経済はようやくマイナス成長を脱し、少し灯りが見えてきました。現在、サンパウロ市を中心に地方都市でも市場開拓を行い、売れる環境づくりに注力して、回復の兆しをつくる努力をしています。
  • Q 来年以降、いろいろな国で砂糖税が導入されます。御社はこのリスクをどのように考えていますか。

    WHOやFAOが砂糖の摂取量を減らそうと世界的な活動をしています。ヤクルトには基本的に砂糖が使用されていますので、取り組みの1つとして、多くの国でライトタイプのヤクルトを導入しています。乳製品はまだ砂糖税の対象にはなっていませんが、各国の状況に合わせて対応をしています。
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