製品安全
品質基本方針
ヤクルトグループでは、「企業理念」を実現していくために、品質と安全性に関する基本的な考え方や推進体制などを「品質基本方針」に定め、グループ一体となって品質保証に取り組んでいます。
ヤクルトグループ品質基本方針
ヤクルトグループは、真心をこめた「安全・安心」な商品・サービスの提供をとおして、世界の人々の健康で楽しい生活づくりに貢献します。
1.適用範囲
ヤクルトグループ一体となって品質管理を徹底し、「安全・安心」で高品質な商品や信頼と満足をいただけるサービスを、研究、開発、調達、生産、物流、広報、広告、販売のすべての段階で提供します。
2.法令および国際規範の遵守
企業活動を行う国・地域の法令等の遵守はもとより、文化・慣習を尊重し、高い品質と安全性の確保に努めます。
また、商品の生産においてはグローバルスタンダードに準拠した品質マネジメントシステムを構築しており、品質と安全性に関する国際規範を遵守して、責任ある事業活動を行います。
3.推進体制
当方針に基づいて、当該部署による監査などの活動を行うとともに、取締役を含む委員会等で管理・監督を行います。
万が一、品質に関する緊急事態や関連法令および当方針に違反する恐れがある問題が発生した場合は、危機管理規程などの社内ルールに基づき、迅速かつ適切な措置を実施します。
4.ステークホルダーとの対話
お客さまをはじめとしたステークホルダーとのコミュニケーションを大切にし、適切な情報を積極的に提供するとともに、お客さまの目線でさらなる品質および安全性の向上を目指します。
制定:2021年3月30日
品質に関する認証取得状況
本社工場、ボトリング会社、販売会社、海外グループ会社において、HACCP、ISO 9001、FSSC 22000、SQF等の取得を推進しています。台湾ヤクルト中壢工場では、SQFの最高認証であるLEVEL-3を取得しています。
フィリピンヤクルトのカランバ工場が2019年8月にHACCPの認証を取得し、海外工場における総取得数は21となりました。
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日本では2018年に「食品衛生法等の一部を改正する法律」によりHACCPに沿った衛生管理の制度化が施行されました。これにともない、本社乳製品工場、ボトリング会社全10工場でISO 22000の認証を取得しました。
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HACCP(Hazard Analysis and Critical Control Point):製造工程全体の衛生管理を徹底することで品質を保証するシステム
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ISO 9001:品質マネジメントシステムの国際規格
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ISO 22000:HACCPの衛生管理手法をもとにした食品安全マネジメントシステムの国際規格
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FSSC 22000:ISO 22000をもとにフードディフェンス等を盛り込んだ食品安全マネジメントシステムの国際規格
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GMP(Good Manufacturing Practice):医薬品・食品等の製造管理・品質管理の国際規範
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台湾ではGMPに準ずるものとして台湾国内の認証制度TQFを取得
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Halal:イスラム法に則った食品の品質マネジメントシステムの規格
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OHSAS 18001:労働安全衛生マネジメントシステムの国際規格
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SQF(Safe Quality Food):食品の安全と品質を確保するためのマネジメントシステムの国際規格
認証取得状況(会社別)
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顧客満足
お客さま相談センターの役割としくみ
生活者のお役に立つ商品・サービスを提供するために、日々のお客さまからのご相談への対応はきわめて重要です。当社では、お客さまからのご相談を、電話やメール等を通じて受け付けており、迅速・正確、かつ真心を込めて対応しています。
お問い合わせには、丁寧にわかりやすくお答えし、ご満足いただけるよう心がけています。お客さまの真意を把握して関係部署および経営層に伝え、商品・サービスの改善の具現化を推進していくことが、お客さま相談センターの重要な役割の一つです。
なお、直接訪問が必要な場合は、全国の販売会社と連携しています。
インターネット注文サービス「ヤクルト届けてネット」の拡大
電子商取引(EC)市場の拡大を背景に、2017年度から顧客満足の向上を目的としたインターネット注文サービス「ヤクルト届けてネット」を導入し、2018年9月には全国に拡大展開しました。クレジットカード決済や保冷受箱での商品の受け取りが選択できるこのサービスにより、消費者の多様なライフスタイルに対応したお届けが可能となりました。会員数は、2021年3月時点で約17万人(前年の約1.9倍)に増加しており、2021年度末時点の会員数27万人(うち新規12万人)を目指しています。
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