廃棄物・食品ロスの削減
取り組み事例
廃棄物の削減
本社工場・ボトリング会社から出た廃棄物は、「廃棄物の処理及び清掃に関する法律」(廃棄物処理法)を遵守し、許可を受けている専門業者へ委託し適切に処理を行っており、マニフェストによりその管理をしています。また、排出抑制および再資源化の徹底により、ゼロエミッション※を目指しています。
2024年度は、本社工場とボトリング会社合計で約2,412t(本社工場約1,579t、ボトリング会社約833t)の廃棄物を排出しましたが、さまざまな廃棄物排出抑制の取り組み等により「環境アクション(2021-2024)」の行動目標である2010年度の排出量に対する増減は、31.3%減となりました。
なお、包装資材等の
※当社のゼロエミッションの定義:工場廃棄物(特別管理産業廃棄物を除く)の最終処分量(埋め立て量)が1%未満の状態
食品ロス削減への取り組み
ヤクルトの乳製品は受注生産で、無駄のない生産体制を整えています。過剰在庫の抑制、廃棄物の低減により、食品ロスの削減に努めています。
また、清涼飲料および麺類については、販売予測に基づいて生産数量を決定することで適正在庫を維持し、余剰在庫を抑制しています。このほか、食品ロス削減の取り組みとして、2021年度から「一般社団法人全国フードバンク推進協議会」を通じてフードバンク団体へ無償提供しています。
インドヤクルトでは、社員を対象に工場の食堂における食品廃棄物を管理するための研修を実施しました。また、毎月の食品ロスと廃棄物のデータをグラフ化し、社内の会議や食堂掲示板で共有するなど、食品ロス削減に取り組んでいます。
また、ヨーロッパヤクルト、ドイツヤクルトおよびオーストリアヤクルトでは、賞味期限が近づいた「ヤクルト」をフードバンクに寄付しています。