人も地球も健康に Yakult

安全・安心な製品と情報の提供 マテリアリティ

貢献するSDGs

3 すべての人に健康と福祉を 産業と技術革新の基盤を作ろう 人や国の不平等をなくそう つくる責任、つかう責任 17 パートナーシップで目標を達成しよう

ヤクルトのアプローチ

お客さまに「安全・安心」な商品・サービスをお届けするために、バリューチェーンすべてのプロセスにおいて安全・安心の確保に努め、高品質な製品を提供し、健全なマーケティング活動を行います。

主な取り組み

  • 品質マネジメントの推進
  • 倫理的で責任ある広告・マーケティングのための取り組み
  • お客さまの個人情報の保護
  • 従事者教育の実施(YL・ルートスタッフの研修等) など

品質基本方針

ヤクルトグループでは、「企業理念」を実現していくために、品質と安全性に関する基本的な考え方や推進体制等を「品質基本方針」に定め、グループ一体となって品質保証に取り組んでいます。

品質基本方針はこちら

ヤクルトグループ品質基本方針

ヤクルトグループは、真心をこめた「安全・安心」な商品・サービスの提供をとおして、世界の人々の健康で楽しい生活づくりに貢献します。

1適用範囲

ヤクルトグループ一体となって品質管理を徹底し、「安全・安心」で高品質な商品や信頼と満足をいただけるサービスを、研究、開発、調達、生産、物流、広報、広告、販売のすべての段階で提供します。

2法令および国際規範の遵守

企業活動を行う国・地域の法令等の遵守はもとより、文化・慣習を尊重し、高い品質と安全性の確保に努めます。
また、商品の生産においてはグローバルスタンダードに準拠した品質マネジメントシステムを構築しており、品質と安全性に関する国際規範を遵守して、責任ある事業活動を行います。

3推進体制

当方針に基づいて、当該部署による監査などの活動を行うとともに、取締役を含む委員会等で管理・監督を行います。 万が一、品質に関する緊急事態や関連法令および当方針に違反する恐れがある問題が発生した場合は、危機管理規程などの社内ルールに基づき、迅速かつ適切な措置を実施します。

4ステークホルダーとの対話

お客さまをはじめとしたステークホルダーとのコミュニケーションを大切にし、適切な情報を積極的に提供するとともに、お客さまの目線でさらなる品質および安全性の向上を目指します。

策定:2021年3月30日

品質に関する認証取得状況

本社工場、ボトリング会社、販売会社、海外グループ会社において、HACCP、ISO 9001、FSSC 22000、SQF等の取得を推進しています。台湾ヤクルト中壢工場では、SQFの最高認証であるLEVEL-3を取得しています。

広州ヤクルトの佛山工場が2021年2月にHACCPの認証および2021年3月にISO 9001の認証を取得しました。

認証取得状況(会社別)

倫理的で責任ある広告・マーケティングのための取り組み

広告方針の策定

「世界の人々の健康で楽しい生活づくりに貢献する」という理念の実践のために、「変化するメディア環境への対応」「訴求力の高い広告表現」「法令を遵守した広告活動」に重点を置いた広告方針を策定しました。

ヤクルトグループ広告方針

ヤクルトグループは「私たちは、生命科学の追究を基盤として、世界の人々の健康で楽しい生活づくりに貢献します」という理念に基づきグローバルに事業展開しています。
その理念の実現のために、変化するメディア環境に対応した訴求力の高いコミュニケーション施策により「企業・商品ブランド」と「生活者」のエンゲージメントを高めます。

1変化するメディア環境への対応

2訴求力の高い広告表現によるブランド認知度・好意度向上

3法令を遵守し、SDGsを考慮したコミュニケーション活動の推進

策定:2021年3月30日

さらに、ヤクルトグループ広告方針では「責任ある広告活動のために」として、遵守すべき国際規範の例を挙げたうえで、遵守を徹底するための詳細な項目を記載しています。

広告制作時の配慮

広告宣伝活動を適正かつ効果的に行うために社内規定が整備されています。広告制作にあたっては、「ヤクルト倫理綱領・行動規準」に則って、景品表示法、健康増進法、食品表示法、薬機法等の関連法令を遵守し、お客さまに誤解を与えたり、まぎらわしい表示にならないようにしています。これに加え、各種メディアによる外部審査を受ける等したうえで広告宣伝を行っています。その他、社内広告担当者向けに勉強会を定期的に開催し、責任ある広告宣伝活動を実施できるよう最新情報の共有や啓発に努めています。

倫理的で責任ある広告・マーケティングのためのガイドラインおよび社内審査

企業は、公正で責任ある事業活動を行うことが期待されているとヤクルトは認識しており、マーケティングにおいてもそれは同様です。倫理的・責任あるマーケティングを確実に推進していくため、「広報・広告・販促資材 制作時のポイント」という社内ガイドラインを策定し、資材制作の担当者に対して研修等を行いながら、周知・徹底を図っています。当ガイドラインは、関連法令、社会動向、人権に関する国際規範などを踏まえ、資材制作時の注意事項や間違いやすいポイントを項目ごとにまとめており、年1回以上の頻度で改訂しています。
また、倫理的・責任あるマーケティングのために、国内のテレビ、ラジオ、新聞、雑誌、ウェブ、SNS、交通広告、チラシ、POP等における情報発信の内容については、当社広報室による校閲・事前審査を実施しています。
広告制作時と同様に、関連法令や業界自主基準等を遵守しているか、「ヤクルト倫理綱領・行動規準」ならびに「ヤクルトグループ広告方針」に則り、事実と異なる内容や科学的根拠のない情報発信、誹ひぼう謗中傷や差別的表現、知識や選択肢が不足している未成年者の状況の利用、お客さまに誤解を与えるなどのまぎらわしい表示などになっていないかをポイントに審査しています。
2024年度は1,145件の校閲・事前審査を実施、問題発生の未然防止に日々取り組んでいます。

お客さまの個人情報の保護

個人情報保護管理基本規程・個人情報保護運用マニュアル

2005年4月に全面施行された「個人情報保護法」に伴い「個人情報保護管理基本規程」を策定しました。2022年4月の法改正を受けて当該規程を改定し、個人情報を保護するために従業員が遵守すべき事項を定めています。
あわせて、プライバシーポリシーを改定し、改正法への対応事項(講じている安全管理措置等の公表事項の追記、保有個人データ開示の電子化等)に加えて、個人情報をより厳格に取り扱うために、保有個人データの利用目的等をより具体的に記載し、個人情報の保護に努めています。

ヤクルトグループ 
プライバシーポリシー

ヤクルトグループは、お客さまの氏名や生年月日、住所、電話番号、メールアドレスなど、特定の個人を識別できる情報や免許証番号などの個人識別符号を含む情報(以下「個人情報」といいます)について、関連する法令、ガイドライン、その他の規範を遵守し、適切に扱います。
ヤクルトグループ プライバシーポリシーには、以下の項目について記載しています。

1基本方針・定義

2事業者の名称、住所、法人代表者氏名

3個人情報の取得方法

4利用目的

5共同利用

6業務の委託

7第三者提供

8仮名加工情報

9開示・訂正・追加・利用停止・削除の請求

10個人情報の安全管理措置の概要

11お問い合わせ先

改定:2022年4月

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個人情報に関するヤクルトレディへの教育

ヤクルトレディは業務の特性上、お客さまの個人情報を扱う機会が多いため、その取り扱いについては手引書等を通じてルールを徹底しています。業務上知り得た情報は漏えい・紛失しないよう、注意喚起しています。

GDPRへの対応

2024年末をもってヨーロッパヤクルト中央集約型のCRMを廃止し、2025年以降は各国の販売会社が自社のCRMを管理する体制へと移行します。これに伴い、GDPR遵守を確保するため、ガイドラインを策定し、2025年には販売会社向けトレーニングを実施予定です。本取り組みにより、法的要件への対応とともに、顧客との信頼関係構築を目指します。
イギリスヤクルトの消費者インフォメーションセンターにおいても、お客さまの個人情報は保存せず、問い合わせや苦情の内容のみデータベースに入力するなど、ヨーロッパヤクルトが定めるGDPRガイドラインを遵守しています。

  • ※ GDPR(General Data Protection Regulation:一般データ保護規則)EU地域内の個人データ保護を規定する法令。
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