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女性の不調は、女性ホルモンと乳酸菌がカギをにぎっていた

よく生きていますか?

「大切なことは、ただ生きることではなく、よく生きることである」。古代ギリシャの哲学者、ソクラテスの言葉といわれています。

日本人女性は、近年、世界で1、2位の長寿を記録していますが、健康に暮らせる期間はそんなに長いわけではありません。2016年時点での女性の「平均寿命」は87.14年ですが、自立して暮らせる期間である「健康寿命」は74.79年。12年以上の開きがあるのです。

健康は、よりよく生きるための大切な土台になります。日々の生活に追われ、自分の体のことをゆっくり考える時間がもてなくなっていませんか? これからの時間、よく生きていくために、自分の体、また、大切な女性の方の体を少し見つめてみませんか。

美しさもすこやかさも、女性ホルモンのバランスから

月ごと、年齢ごとに大きく変動する女性ホルモンは、女性らしい美しさをつくるとともに、自律神経や免疫系などの調整システム、さらに、認知症など、さまざまな疾患の発症にも大きな影響を及ぼします。女性ホルモンのバランスが、生活の質を左右していると言っても過言ではありません。

その女性ホルモンのバランスを整えるには、何より食生活が大切です。そして、女性ホルモンのはたらきを助けてバランスを整えるには、大豆イソフラボンがカギをにぎっています。

大豆イソフラボンそのものが、女性ホルモンと構造が似ているため、女性ホルモン様作用があります。そのため、美肌効果や血流を改善する効果が報告され、さらに、更年期症状の緩和やがん予防効果などの報告があります。ただ、大豆イソフラボンは、そのままの形では体内で吸収することができません。

大豆と乳酸菌がタッグを組むと!?

大豆に含まれるイソフラボンは、糖が結合した形をしているため、そのままでは吸収できません。そこで力を発揮するのが乳酸菌です。大豆イソフラボンは、乳酸菌などの腸内細菌によって分解されることで、吸収されやすくなるのです。

大豆イソフラボンは、大豆だけでなく、きなこや高野豆腐、煮豆や納豆などの大豆加工品にもたっぷり含まれています。さらに、大豆は、良質なたんぱく質であるだけでなく、年齢とともに不足しがちなカルシウムなども豊富に含んでいる、女性の強い味方です。

大地の恵みである大豆と乳酸菌をたっぷりとり、よりよく生きる体を手に入れましょう。

女性特有の病気といえば

10月は乳がんの早期発見を啓発する「ピンクリボン月間」です。女性特有の疾患はいろいろありますが、なかでも注目度が高いのは乳がんではないでしょうか。

統計によると、乳がんを発症する人は年々増えています。さらに、40歳くらいから急激に増え、2019年のデータでは、日本人女性の約10人に1人がかかるといわれ、現在、女性のがん罹患率ではトップとなっています。

がんは、今や治る病気になりましたけれど、ぜひ予防したいもの。乳がんの発症には、妊娠回数や授乳期間、肥満や運動量など、さまざまな要因が関係するといわれていますが、「食」も大きな要因のひとつです。

積極的に大豆や乳酸菌をとるだけでなく、低脂肪の食事を心がけ、適度な運動をし、定期的な検査を受けることも大切です。また、乳がんは、がんのなかでは唯一、触診によるセルフチェックも可能です。

自分の体を見つめ直し、よりよく生きるために

10月の「ピンクリボン月間」や、女性の生き方を考える日である3月8日の「国際女性デー」などは、女性の体や生き方を考えるよい機会ではないでしょうか。

この機会に、ゆっくり自分の心と体に目を向けて、心身ともにすこやかな未来のために、よりよく生きるために、日々の暮らしを見つめ直してみませんか。

COLUMN コラム

豆を大切にしてきた私たち

私たち日本人は、古くから大豆の力を知り、大切にしてきました。また、大豆だけでなく、さまざまな行事のなかで、いろいろな豆を食べてきました。

お正月のおせち料理には、「まめに過ごす」というごろ合わせから、「黒豆」が欠かせません。また、「大福茶」という炒った豆や梅干し、昆布などを入れたお茶を飲み、正月6日には「お年取り」といって、この日に納豆を食べると万病を防ぐとされています。さらに、1月15日の小正月には、邪気を祓うとされる小豆の入った「小豆粥」を食べます。

節分で鬼を追うのも大豆です。「福豆」として歳の数だけ食べると健康に過ごせるといわれています。

お盆には、大豆や小豆入りの「豆粥」を食べ、旧暦8月15日の中秋の名月には団子とともに豆や芋を供えます。旧暦9月13日は「豆名月」とよばれ、枝豆を供えます。そして1年でもっとも昼の時間の短い冬至には、小豆の入ったお粥を食べ、寒い冬を乗り切ろうとする風習もあります。

古来、日本の風習のなかで大切にされてきた大豆を見直し、ふだんの食事でも大豆や様々な豆をたっぷりとり、女性らしく健康に過ごしたいものです。

もっと知りたい「腸内細菌」